結婚して義両親とのお付き合いが始まると、なんとか仲良くしたいなと思いますよね。親しくなる一つのきっかけとして、プレゼントを贈るという方法は良い方法です。
しかし、義母のことは結婚相手に聞いたりして好みが把握できたとしても、義父となると好みがよくわからないことも珍しくありません。
いつもお世話になっている義父にプレゼントを贈りたい!と思っても、遠くに住んでいて頻繁に会えないと、好みを把握するのも難しいですよね。
上質なものや特別感のあるもので喜んで欲しいものの、「ありがとうございます」の気持ちを込めたプレゼントは何を贈ればいいのしょうか。
シーン別プレゼントの相場
父の日:3,000円〜10,000円
誕生日:4,000円〜10,000円
節目の誕生日(還暦・古希・喜寿等):10,000円〜30,000円
個人で贈る場合は上記が相場とされています。相手の兄弟達とお金を出し合って贈る場合は「父の日」・「誕生日」は20,000円〜30,000円、「節目のお祝い」には30,000円〜80,000円ほどの予算で選ぶケースも多いようです。
父の日やお誕生日は毎年やってきますが、節目のお誕生日では奮発される方が多いですね。
ただ、一つ注意が必要です。
父と義母でプレゼントの金額に差をつけることは避け、義父の還暦祝と、義母の還暦祝は同額ぐらいに合わせる配慮を忘れないようにしましょう。
また、義両親の結婚何周年・金婚式や年齢の切りがいい年などの【記念日】はいつものプレゼントよりも差をつける方もいらっしゃるようです。
その年限りなので、少しいつもより豪華になっても理解していただけて、翌年から値段を落としても変に思われることもありません。
忘れられがちな父の日。。。
母の日は子ども達がそわそわしながらプレゼントを用意したりしているのに対し、父の日はなぜか忘れがちですよね。
なぜ母の日と違い、父の日は忘れられてしまうのでしょうか。 理由を考えてみました。
1.父親との関係性
子どもと過ごすことの多いお母さんと違い、お父さんは夜遅くまでお仕事をして、子どもが寝静まった頃に帰宅、なんてご家庭も多いのではないでしょうか。そのため平日はほとんどお子様と顔を合わすことがなく、お母さんに比べてお父さんとの関係が薄くなってしまいがちです。一家の大黒柱として一生懸命働いてくれているのに、なんだか寂しい気持ちになりますね・・・。
2.シンボルが思いつかない
母の日=カーネション。といったシンボルが父の日は思いつきません。
父の日には黄色いバラの花を贈るのが定番のようですが、いまいち浸透していないように感じます。
お父さん好みが分からず、何をあげていいか分からない場合や、父の日当日にとりあえず買って帰るシンボルがあれば、父の日の存在感ももう少しでできそうなものです。
3.リアクションが薄い
母の日はお母さんが感動してとても喜んでくれますよね♪
一生懸命選んだプレゼントを喜んでもらいると贈る方としても嬉しい気持ちになりますよね。
しかし、お父さんはお母さんに比べてリアクションが薄め。
特に年配の男性は喜びを表現するのがなんだか恥ずかしくて苦手という方も多いです。
でもプレゼントを贈る方としては、リアクションが薄いと、喜んでもらえなかったのかな?
と少し不安な気持ちになりますよね。
母の日に比べて盛り上がりにかけたりすると、なんとなく父の日をやらなくなったり、忘れてしまいます。
父の日を忘れてしまった方も誕生日で挽回したい!
特に義父へはなんとか名誉挽回したいものですよね。
ではどんなプレゼントがいいのでしょうか。
まだあまり義父と親しくなく、結婚相手に聞いてもこれといったプレゼントが思いつかない場合は、お酒・グラス・おつまみになるものなどがいいでしょう。
お酒は飲まず、甘党な場合はお菓子もいいですね。
結婚相手に聞けば、お父様がお酒を召し上がるかどうかはご存知でしょうし、ビールやウイスキー・日本酒など、どの種類がいいのかも意見を聞いて参考にできます。
また、お酒のボトルやグラスにお名前や日頃の感謝のメッセージを彫刻できる名入れボトルなども特別感があり大変喜ばれることでしょう。
年代別プレゼント
50代
まだまだ現役でお仕事される50代の義父へはビジネスシーンで活躍するアイテムを選ぶのがオススメです。既にお持ちのものでも、機能性が優れたものや上質なものであればきっと喜ばれるでしょう。
60代
還暦を迎えられ、少しゆっくりする時間が増えた義父へは、趣味に関するアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。
スポーツやアウトドア、料理など、最近の義父の趣味をチェックするのがマストです。 また、これを機に新しい趣味を見つけていただくのもいいかもしれませんね!
70代
70代の方への誕生日プレゼントは、食べ物やお酒などの消耗品が好まれる傾向があるようです。
ご自身ではなかなか買わない特別なお酒やグルメを選んで、記念日を素敵に過ごしていただきたいですね。 しかし年代にとらわれすぎて固定概念を持つのはNG。
あくまでも義父のライフスタイルに合ったアイテムを選ぶようにしましょう。
プレゼントを贈るマナー
お祝いをする気持ちを込めて贈るプレゼントですが、マナーを知っておかないとかえって気分を害してしまうこともあるため、注意が必要です。
義父へプレゼントを贈るときの注意点
プレゼント選びには、避けた方が良いアイテムがあることをご存知でしょうか。
「4」や「9」は不吉だと考えられている数字のため避けましょう。
「4」は「死」、「9」は「苦」をイメージできることから、4つセットのものや「くし(櫛)」などの語呂合わせが悪いものを昔から避けてきました。
また、他にも靴下やスリッパなど足に履くものは「相手を踏みつけるもの」、ペン等の筆記用具は「もっと勤勉でいなさい」と考えられるので、特に目上の方へのプレゼントとしては相応しくないものとされています。 ただし、本人からのリクエストの場合には、気にせずプレゼントしましょう。
やっぱりビール・お酒は鉄板!
プレゼント選びに悩んだ時は、食べ物や飲み物などの消耗品を選ぶのもおすすめです。
使えばなくなるものであれば、受け取る側も気兼ねなく受け取ってくれます。
「残るものよりも大好きなお酒を貰えると嬉しい」「たまにはいいお酒を飲みたい」「手軽で、母の日のカーネーションと同じような感覚で受け取れる」といったお声もあるようです。
ただ、食べ物の場合は、好みやアレルギーなどを考慮して選ばなければなりません。
事前に結婚相手や義母に義父の好みを聞いて、好きなものを選ぶようにしましょう。
また、消耗品を選ぶ際は、普段よりも少し高価なものを選ぶとプレゼントとして相応しくなりますね。
お金をかけずとも誕生日を祝ってくれさえすれば父親としては嬉しいようですね。
でもせめてメッセージカードだけでもプレゼントしてほしいものではないでしょうか。
義父へのメッセージカードは何を書けばよい?
義理のお父様にプレゼントを贈る場合は、品物だけではなくメッセージカードも一緒に添えると尚喜ばれるでしょう。よりお祝いの気持ちが伝わって義父との関係も円滑になりますね!
でも、改まってメッセージカードを義父に書くとなると、何を書けばいいの?と筆が止まってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
内容としては、日頃の感謝の気持ちやお祝いの言葉を少し書く程度で十分でしょう。
また、健康を祈る内容や「〇〇の折には遊びに伺いたいです」等の会いたい気持ちなどを書いても喜ばれます。
メッセージ例文
「お義父さん。お誕生日おめでとうございます。 離れて暮らしていても、さりげなく気にかけてくださりいつもありがとうございます。 これからもよろしくお願いします。」
「還暦おめでとうございます。 年を重ねるごとにますます素敵なっていくのに、何年経っても若々しいお義父さん。 これからも長寿目指してお元気にお過ごしください。」
「大好きなじぃじ。健康第一で孫の成長を一緒に見守ってください。 まだまだ教えてもらいたいことがたくさんあるので長生きしてくださいね。」
「Happy Father’s Day お酒の飲み過ぎには注意してくださいね。 でも、今度また一緒に飲みましょう(笑)」
注意が必要なのは、義父の趣味などに触れて「今度教えてください」などの軽い気持ちで書いてしまうことです。 本当に自分も始める気持ちがあるなら問題ないですが、単なる社交辞令で書くのは辞めておきましょう。 義父からすれば裏切られたような気持ちになったり、がっかりしてしまいます。
あなたの義理のお父様にプレゼントをしたい。という気持ちはとても素敵だと思います。
素敵なプレゼントが見つかりますように。
また、その素敵な気持ちが義理のお父様に伝わります様お祈りしております♪
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